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OMC

糖尿病とがん

こんにちは。

院長の岡田奏二です。


今回は、糖尿病とがんの関係についてお話します。

実は、糖尿病によってがんのリスクが上昇する、という研究報告があります。


1991年からの20年間に発表された研究を解析した結果、

糖尿病による発がんリスクは10%増加し、がん死亡リスクは17%増加しました。


さらに、日本人を含む東アジア人では欧米人よりも糖尿病によるリスクが高いことがわかりました。

糖尿病によるがん死亡リスクの増加は、欧米男性5%に対して東アジア男性27%であり、欧米女性の19%に対して東アジア女性は45%にも上がっていたのです。


専門治療を外来で受けられる当クリニックは、わかりやすい食事・運動支援と適切な薬剤療法で患者さんの福祉に役立ちたいと願っています。

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