top of page
OMC

糖尿病と和食

こんにちは。

院長の岡田奏二です。


今回は、糖尿病と和食というテーマでお話しします。


和食は様々なおかずを組み合わせ、ご飯などの炭水化物を主食とするものです。


タンパク質は主に大豆・魚介類・鶏卵などから、脂質は主として植物由来のものを摂取します。


同時に、季節ごとの色々な野菜・果物類を豊富にとるのも特徴です。


さらに、心血管系疾患の発症や糖尿病の発症に関与するとされるトランス脂肪を含む食品が和食には少ないです。


また、脳梗塞のリスクを減らすとされる魚類は和食の主たるタンパク質の一つです。


肥満や2型糖尿病の人に和食をすすめ、継続していただくことで、明らかな体重減少と糖尿病の改善が認められています。


管理栄養士がいる当クリニックでは、和食を中心とした食事指導を行うことで、患者さんの糖尿病や肥満を改善できるように心がけています。

154

最新記事

糖尿病と食後高血糖

こんにちは。 副院長の岡田震一です。   今回は、 糖尿病と食後高血糖 というテーマでお話しします。   何らかの耐糖能障害がある人は、毎日の食事ごとに急激な血糖上昇と下降とが繰り返されています。   このような頻回の血糖の変動は、常に高血糖な状態よりも血管に与えるダメージ...

糖尿病と血糖日内変動

こんにちは。 院長の岡田奏二です。   今回は、 糖尿病と血糖日内変動 というテーマでお話しします。   食後高血糖が心筋梗塞などの増加につながるのは、酸化ストレスが関係しています。   糖尿病患者を対象に酸化ストレスマーカーと血糖値の間の関係について調べた研究では、酸化ス...

糖尿病と動脈硬化予防

こんにちは。 副院長の岡田震一です。   今回は、 糖尿病と動脈硬化予防 というテーマでお話しします。   動脈硬化予防を考える場合に脂質の指標として、LDL-C(悪玉コレステロール)やHDL-C(善玉コレステロール)だけでなくLDL-C/HDL-C比が大切なこととして注目...

Comentários


bottom of page