こんにちは。
院長の岡田奏二です。
今回は、糖尿病と喫煙というテーマでお話しします。
喫煙者は非喫煙者に比べてインスリン抵抗性が高く、喫煙が2型糖尿病の独立した危険因子である可能性が指摘されています。
中年男性を25年間追跡した研究によると、1日20本以上の喫煙者は非喫煙者に比べて、糖尿病発症の危険度が3.3倍に増加しました。
また、イギリスの28都市に住む40~59歳の男性7124人を16年間にわたって調査したところ、290人が糖尿病を発症しましたが、喫煙者の糖尿病発症リスクが高いことがわかりました。
禁煙の効果は5年後から現れ、20年後に初めて非喫煙者と同じ水準になっています。
禁煙は、糖尿病治療において良い影響があると言えるでしょう。
専門治療を外来で受けられる当クリニックは、わかりやすい食事・運動支援と適切な薬剤療法で患者さんの福祉に役立ちたいと願っています。
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