糖尿病と無症候性脳梗塞
- OMC
- 3月20日
- 読了時間: 1分
こんにちは。
院長の岡田奏二です。
今回は、糖尿病と無症候性脳梗塞というテーマでお話しします。
無症候性脳梗塞は、MRIでみると基底核・視床・深部白質・橋底部に出現する5~15mmの小さい梗塞で、穿通枝の壊死と血栓による閉塞で生じたものです。
高血糖と高血圧が有意な危険因子であり、疫学的にも、高血圧を伴う糖尿病患者にこうした血管障害が高度に見られます。
症候性脳梗塞へ移行しやすく、身体障害や認知症につながるので、高齢化社会における重大問題といえます。
予防には、高血糖と高血圧の徹底した管理が求められます。
専門治療を外来で受けられる当クリニックは、わかりやすい食事・運動支援と適切な薬剤療法で患者さんの福祉に役立ちたいと願っています。
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