こんにちは。
副院長の岡田震一です。
今回は、糖尿病と特定検診・特定保健指導というテーマでお話しします。
肥満は糖尿病やメタボリックシンドロームの原因となる病態です。
平成20年度に開始された特定検診・特定保健指導では、軽度の肥満に潜む糖尿病などの早期発見や早期治療に役立っています。
平成14年の糖尿病実態調査では、糖尿病が強く疑われた人のうち、治療中の人は51%しかいませんでした。
また、過去に検診を受けたことがない人では89%の人が未治療でした。
早期の生活指導による肥満の予防・是正は、心血管系疾患を合併後に治療するより、患者さんの生活の質や経済的な観点からも大きなメリットがあります。
専門治療を外来で受けられる当クリニックは、わかりやすい食事・運動支援を行うことで、患者さんの生活習慣の改善を目指しています。
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