top of page

糖尿病と特定検診・保健指導

OMC

こんにちは。

副院長の岡田震一です。

 

今回は、糖尿病と特定検診・特定保健指導というテーマでお話しします。

 

肥満は糖尿病やメタボリックシンドロームの原因となる病態です。

 

平成20年度に開始された特定検診・特定保健指導では、軽度の肥満に潜む糖尿病などの早期発見や早期治療に役立っています。

 

平成14年の糖尿病実態調査では、糖尿病が強く疑われた人のうち、治療中の人は51%しかいませんでした。

 

また、過去に検診を受けたことがない人では89%の人が未治療でした。

 

早期の生活指導による肥満の予防・是正は、心血管系疾患を合併後に治療するより、患者さんの生活の質や経済的な観点からも大きなメリットがあります。

 

専門治療を外来で受けられる当クリニックは、わかりやすい食事・運動支援を行うことで、患者さんの生活習慣の改善を目指しています。

146

最新記事

糖尿病と無症候性脳梗塞

こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病と無症候性脳梗塞というテーマでお話しします。 無症候性脳梗塞は、MRIでみると基底核・視床・深部白質・橋底部に出現する5~15mmの小さい梗塞で、穿通枝の壊死と血栓による閉塞で生じたものです。...

糖尿病と減塩

こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と減塩というテーマでお話しします。 高血圧は内臓脂肪蓄積によっても起こり、動脈硬化性心血管系疾患の危険因子として重要です。 一方、日本人の約1/3に認められる食塩感受性の人では、腎臓のナトリウム排泄障害が起こり、体内の貯留...

糖尿病と運動不足

こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病と運動不足というテーマでお話しします。 アメリカの糖尿病患者1263人を調査したところ、対象者の50%が運動不足と判定され、42%が心肺機能の低下を示しました。 また、心肺機能の低い男性の死亡率は2~3倍高く、運動不足の男性...

Comentarios


bottom of page