こんにちは。
副院長の岡田震一です。
今回は、糖尿病と環境因子というテーマでお話しします。
ここ数十年における糖尿病患者の増加には、食生活の欧米化や運動不足などの環境因子が大きく関係しています。
生活習慣の改善は、耐糖能異常から2型糖尿病への進展を抑制すると言われています。
その効果は、経口糖尿病薬、抗肥満薬と同等以上の抑制をもたらしたと報告されています。
食事に関しては、総エネルギー量・総脂肪量の増加、動物性脂肪・飽和脂肪酸の過剰や食物繊維の不足などが、糖尿病発症の原因となることが様々な調査から明らかにされています。
管理栄養士がいる当クリニックでは、バランスの良い日本食を中心とした食事メニューを指導することで、患者さんの生活習慣を改善することを目指しています。
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