こんにちは。
院長の岡田奏二です。
今回は、糖尿病と血糖日内変動というテーマでお話しします。
食後高血糖が心筋梗塞などの増加につながるのは、酸化ストレスが関係しています。
糖尿病患者を対象に酸化ストレスマーカーと血糖値の間の関係について調べた研究では、酸化ストレスマーカーは食後血糖と空腹時血糖の差である血糖日内変動幅に相関することが示されています。
したがって、2型糖尿病における動脈硬化進展を予防するためには、インスリン抵抗性とともに、この血管日内変動幅の改善が不可欠です。
専門治療を外来で受けられる当クリニックは、わかりやすい食事・運動支援と適切な薬剤療法で、良好な血糖コントロールを目指すことで、患者さんの予後改善を目指しています。
124
Comments