こんにちは。
副院長の岡田震一です。
今回は、糖尿病と食事というテーマでお話しします。
体重の減量などでよく用いられている動物性タンパク質+低炭水化物食は、糖質を抑えられますが、LDLコレステロールが増加するというデメリットがあり、心血管疾患の予防につながらないと考えられます。
一方、減量とLDLコレストロールの改善を目的とした、植物性タンパク質と植物油を豊富に使った低炭水化物食にも、安全性の点でやや不安が残ります。
ちなみに、日本食は適量の炭水化物に植物性タンパク質、脂質、野菜、果物類をバランスよく組み合わせた食事です。
心血管疾患や肥満が少ない日本民族が永きにわたって培ってきた食生活なのです。
管理栄養士がいる当クリニックでは、バランスの良い日本食を中心とした食事メニューを指導することで、患者さんの健康をサポートしています。
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