top of page

糖尿病と食事

  • OMC
  • 2023年11月16日
  • 読了時間: 1分

こんにちは。

副院長の岡田震一です。


今回は、糖尿病と食事というテーマでお話しします。


体重の減量などでよく用いられている動物性タンパク質+低炭水化物食は、糖質を抑えられますが、LDLコレステロールが増加するというデメリットがあり、心血管疾患の予防につながらないと考えられます。


一方、減量とLDLコレストロールの改善を目的とした、植物性タンパク質と植物油を豊富に使った低炭水化物食にも、安全性の点でやや不安が残ります。


ちなみに、日本食は適量の炭水化物に植物性タンパク質、脂質、野菜、果物類をバランスよく組み合わせた食事です。


心血管疾患や肥満が少ない日本民族が永きにわたって培ってきた食生活なのです。


管理栄養士がいる当クリニックでは、バランスの良い日本食を中心とした食事メニューを指導することで、患者さんの健康をサポートしています。

151

 
 
 

最新記事

ミンコウスキー通信 5 GIP/GLP-1受容体作動薬

生活習慣病に関する健康相談 ~GIP/GLP-1受容体作動薬~ 外来でうけられる専門治療 岡田メディカルクリニック 岡田震一副院長がお答え チルゼパチド(マンジャロ™)は、世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬として、日本では2023年に発売が開始となりました。...

 
 
 
ミンコウスキー通信4 糖尿病と危険因子の重積

生活習慣病に関する健康相談 ~糖尿病と危険因子の重積~ 外来でうけられる専門治療 岡田メディカルクリニック 岡田奏二院長がお答え 今回は、 糖尿病と危険因子の重積 というテーマでお話しします。   糖尿病人口の増加は著しく、LDLコレステロールとは独立した危険因子の重複がメ...

 
 
 
ミンコウスキー通信 3 GIP/GLP-1受容体作動薬

生活習慣病に関する健康相談 ~GIP/GLP-1受容体作動薬~ 外来でうけられる専門治療 岡田メディカルクリニック 岡田震一副院長がお答え  肥満のある2型糖尿病患者さんでは、体重減少が重要ですが、その実現は必ずしも容易ではありません。これまでの食や運動の習慣を変えるには多...

 
 
 

Comments


bottom of page