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糖尿病と食事療法

  • OMC
  • 4月3日
  • 読了時間: 1分

こんにちは。

副院長の岡田震一です。

 

今回は、糖尿病と食事療法というテーマでお話しします。

 

糖尿病に対する食事療法の重要なテーマは「インスリン抵抗性をどれほど軽減できるか」です。

 

インスリン抵抗性とは、インスリンが十分な量作られていたとしても、効果を発揮できない状態を表します。

 

筋肉のインスリン抵抗性は食事中の脂肪量と最も相関し、内臓脂肪蓄積型の肥満は肝臓のインスリン抵抗性の原因になります。

 

また、肥満の発病率や脂肪摂取量の増加率は糖尿病発症率や糖尿病による死亡率とよく相関しています。

 

したがって、糖尿病の治療・予防には肥満の改善と脂肪の摂取制限とが不可欠です。

 

肥満改善には低エネルギー食や運動が必要ですし、脂肪摂取制限とともに食物繊維の充分な摂取が求められます。

 

管理栄養士がいる当クリニックでは、バランスの良い日本食を中心とした食事メニューを指導することで、患者さんの糖尿病の治療・予防に貢献できることを目指しています。

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