top of page

糖尿病初期の血糖管理

OMC
2023年3月24日
読了時間: 1分

こんにちは。

副院長の岡田震一です。


今回は、糖尿病初期の血糖管理の重要性についてお話します。


糖尿病初期の血糖管理を厳格に行うことで、腎障害や網膜障害などの細小血管障害を長期間にわたって抑制できるといわれています。

この効果を遺産効果と呼びます。

早期・軽症から、食後も含めて血糖値をできるだけ正常に近づけることが最も重要なのです。


一方、米国などの研究によると、過度な治療による低血糖・体重増加は、特に高リスクの糖尿病患者さんの寿命や心筋梗塞の発症などに悪影響を与えています。


したがって、早期からの厳格な血糖管理と、治療に伴う低血糖と体重増加の回避とを両立させることが重要です。


当クリニックでは、食事・運動支援を中心として薬に頼りすぎない治療を行うことで、低血糖と体重増加を避けながら良好な血糖管理を目指しています。

 
 
 

最新記事

糖尿病と冠動脈疾患 ミンコウスキー通信

こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と冠動脈疾患というテーマでお話しします。 Finnish study (1998年)では、糖尿病患者の冠動脈疾患の初発率は非糖尿病者の再発率とほぼ同程度であり、また、死亡率も同様であることが示されています。そして、心血管リスクはインスリン抵抗性の程度と正の相関が認められています。わが国における糖尿病患者での冠動脈疾患の増加には、生活習慣の悪化

 
 
 
糖尿病とメタボリック症候群 ミンコウスキー通信

こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病とメタボリック症候群というテーマでお話しします。 ある病態においては糖尿病が頻発していることが判ってきました。その病態とは、同一の患者に肥満、耐糖能障害、高インスリン血症、高血圧症など複数の動脈硬化危険因子が集簇する病態のことで、近年「メタボリック症候群」と呼ばれています。 この症候群においては、虚血性心疾患などの動脈硬化性病変の発症率がきわ

 
 
 
糖尿病と食後高血糖 ミンコウスキー通信

こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と食後高血糖というテーマでお話しします。 最近の研究結果から、糖尿病の発症早期から存在している食後高血糖が、その総死亡を高めていることが判明しました。 食後の血糖値の変動幅が大きくなると、酸化ストレスを生じやすくなって、血管内皮細胞に障害をもたらすと考えられています。 この異常な食後の血糖値の変動幅を小さくするには、摂食過剰を直すとともに、適

 
 
 

コメント


bottom of page