こんにちは。
院長の岡田奏二です。
今回は、糖尿病と脂肪肝の関係、というテーマでお話しします。
2型糖尿病患者では、肥満の方によくみられる非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を合併していることが多いです。
このNASHを放置しておくと、肝不全や肝がんの発症につながりやすいことが知られています。
厳格な血糖コントロールを行うことで、肥満を改善するだけでなく、肝臓の線維化も改善することができるのです。
脂肪肝のような肝臓自体の病気のリスクにも注意しながら、治療に取り組むことが重要でしょう。
当クリニックでは、脂肪肝などの肝臓病の検査値を考慮しながら、患者さんに合った適切な治療を提供するよう心がけています。
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