top of page

糖尿病コラム・お知らせ
糖尿病とその死因
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病とその死因というテーマでお話しします。 今日における日本人糖尿病の死因第1位は悪性新生物(ガン)です。 臓器別にみると、肺ガン>膵臓ガン>肝臓ガンの順で死亡率が高くなっています。 次いで死因第2位は血管障害です。...
OMC
2024年7月4日
糖尿病とメタボリック症候群
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病とメタボリック症候群というテーマでお話しします。 メタボリック症候群は、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさった病態のことをいいます。 この病態の特徴は、インスリン抵抗性と肥満、特に内臓脂肪へのエネルギー蓄積で...
OMC
2024年6月20日
糖尿病と環境因子
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と環境因子というテーマでお話しします。 ここ数十年における糖尿病患者の増加には、食生活の欧米化や運動不足などの環境因子が大きく関係しています。 生活習慣の改善は、耐糖能異常から2型糖尿病への進展を抑制すると言われています。...
OMC
2024年6月6日
糖尿病と生活習慣
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病と生活習慣というテーマでお話しします。 現代の多くの生活習慣はインスリン抵抗性を悪化させ、糖尿病発症と悪化の重要な原因となっています。 これらの生活習慣はインスリン分泌を刺激し、高インスリン血症を起こします。...
OMC
2024年5月23日
世界の糖尿病人口
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、世界の糖尿病人口というテーマでお話しします。 国際糖尿病連合によると、糖尿病による死亡者数は2007年には3800万人でした。 糖尿病の有病者数の多い上位3か国は、第1位インド、第2位中国、第3位米国です。...
OMC
2024年5月9日
糖尿病とダイエット
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病とダイエットというテーマでお話しします。 空腹時血糖値が120mg/dl未満の患者2265人を、6か月間の体重の変動が、①1.5kg以上減少、②体重の増減が1.5kg未満、③1.5kg以上増加、の3郡に分けて、代謝指標の変動...
OMC
2024年4月18日
糖尿病と肥満
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と肥満というテーマでお話しします。 2型糖尿病は肥満と深く関連しています。 すなわち、2型糖尿病患者は肥満の方が多く、かつインスリン抵抗性であることが多いのです。 肥満の研究によると、BMI22(標準)の時の糖尿病発症危険...
OMC
2024年4月4日
糖尿病とその進行
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病とその進行というテーマでお話しします。 2型糖尿病は進行します。 2型糖尿病を進行させる要因としては、高血糖そのものが膵β細胞(インスリンを分泌する細胞)の機能を低下させることやインスリン抵抗性を増大させること等が考えられま...
OMC
2024年3月21日
糖尿病と生活習慣
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と生活習慣というテーマでお話しします。 肥満は糖尿病や耐糖能異常と密接に関連しています。 近年の糖尿病を含む耐糖能異常の増加の大きな要因として、肥満者の増加が考えられています。...
OMC
2024年3月7日
糖尿病と認知障害
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病と認知障害というテーマでお話しします。 高齢者特有の生活機能障害等と2型糖尿病との関係がわかってきています。 認知機能の低下と大脳白質の病変・大脳皮質下の委縮との間に関連性が認められているのです。...
OMC
2024年2月22日
糖尿病と特定検診・保健指導
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と特定検診・特定保健指導というテーマでお話しします。 肥満は糖尿病やメタボリックシンドロームの原因となる病態です。 平成20年度に開始された特定検診・特定保健指導では、軽度の肥満に潜む糖尿病などの早期発見や早期治療に役立っ...
OMC
2024年2月8日
糖尿病とやせ肥満
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病とやせ肥満というテーマでお話しします。 アジア人における糖尿病リスクについての調査から、アジア人のBMI(肥満度)は他の人種に比べて一番低く、食事も最も健康的なものを摂取していることが明らかになっています。...
OMC
2024年1月25日
糖尿病と高LDL-C血症
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病と高LDL-C血症というテーマでお話しします。 日本人の総コレステロール値は1980年代から急増し、現在では男女ともに米国人と同レベルに達しています。 米国では逆に、ここ40年間でおよそ20mg/dlも減少しているにもかかわ...
OMC
2024年1月11日
糖尿病と発症予防
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と発症予防というテーマでお話しします。 2型糖尿病は耐糖能異常(IGT)を経て発症します。 IGTを来す2大要因が、インスリンの作用不足と分泌不足です。 インスリン分泌がインスリン抵抗性を充分に代償できなくなるとIGTが発...
OMC
2023年12月21日
糖尿病と血管障害リスク
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病と血管障害リスクというテーマでお話しします。 イギリスの研究によると、血糖値を下げることで細小血管障害リスク(腎障害・網膜症・神経障害など)が25%低下することが明らかになりました。...
OMC
2023年12月7日
糖尿病と食事
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と食事というテーマでお話しします。 体重の減量などでよく用いられている動物性タンパク質+低炭水化物食は、糖質を抑えられますが、LDLコレステロールが増加するというデメリットがあり、心血管疾患の予防につながらないと考えられま...
OMC
2023年11月16日
糖尿病と体重減少の試み
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病と体重減少の試みというテーマでお話しします。 炭水化物が少なく、脂肪とタンパク質を多く摂取する低炭水化物食では、体重減少だけでなく、中性脂肪の減少やHDL-C(体に良いコレステロール)の増加が見られます。...
OMC
2023年11月2日
糖尿病と食後高血糖
こんにちは。 副院長の岡田震一です。 今回は、糖尿病と食後高血糖というテーマでお話しします。 血管の硬化度の指標である脈波伝播速度(PWV)を測定してみると、糖尿病の人の血管は、健常者より10~20年早く老化が進行していることがわかっています。...
OMC
2023年10月19日
糖尿病と和食
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病と和食というテーマでお話しします。 和食は様々なおかずを組み合わせ、ご飯などの炭水化物を主食とするものです。 タンパク質は主に大豆・魚介類・鶏卵などから、脂質は主として植物由来のものを摂取します。...
OMC
2023年10月5日
糖尿病と動脈硬化
こんにちは。 院長の岡田奏二です。 今回は、糖尿病と動脈硬化というテーマでお話しします。 ある研究によると、単純に血糖値を下げるだけでは、動脈硬化の発症を予防できないことがわかりました。 その理由の一つとして、食後高血糖をコントロールできていないことが挙げられます。...
OMC
2023年9月21日
bottom of page