こんにちは。
院長の岡田奏二です。
今回は、糖尿病とダイエットというテーマでお話しします。
空腹時血糖値が120mg/dl未満の患者2265人を、6か月間の体重の変動が、①1.5kg以上減少、②体重の増減が1.5kg未満、③1.5kg以上増加、の3郡に分けて、代謝指標の変動を比較しました。
空腹時血糖値、食後2時間血糖値、HbA1c値、空腹時インスリン値などの指標において、増加(悪化)の割合は体重増加と比例していました。
また、これらの指標の低下(改善)の割合は体重減少と比例していました。
これらの指標の増加の割合は、体重変動で区分した3群間で有意な差がありました。
つまり、正しいダイエットを行って体重減少することで、2型糖尿病の発症を減少させることができると考えられます。
管理栄養士がいる当クリニックでは、バランスの良い日本食を中心とした食事メニューを指導することで、患者さんの生活習慣を改善することを目指しています。
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