こんにちは。
副院長の岡田震一です。
今回は、糖尿病と食後高血糖というテーマでお話しします。
血管の硬化度の指標である脈波伝播速度(PWV)を測定してみると、糖尿病の人の血管は、健常者より10~20年早く老化が進行していることがわかっています。
それは血管に障害を与える糖化タンパクの産生や酸化ストレスが、血糖上昇にともない増加するからと考えられます。
糖尿病では発症初期からすでに食後高血糖が認められ、血管の障害が少しずつ進行しています。
よって、糖尿病の発症初期から、積極的に食後高血糖を是正することが求められています。
専門治療を外来で受けられる当クリニックは、わかりやすい食事・運動支援と適切な薬剤療法で、食後高血糖を是正できるよう取り組んでいます。
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