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糖尿病と減塩

  • OMC
  • 3月6日
  • 読了時間: 1分

こんにちは。

副院長の岡田震一です。


今回は、糖尿病と減塩というテーマでお話しします。


高血圧は内臓脂肪蓄積によっても起こり、動脈硬化性心血管系疾患の危険因子として重要です。


一方、日本人の約1/3に認められる食塩感受性の人では、腎臓のナトリウム排泄障害が起こり、体内の貯留ナトリウムが増加するため、食塩による血圧上昇が強く起こります。


減塩食により降圧できることがわかっており、特にこれまでの食塩摂取量から2.3g/日減らす程度でも降圧が認められています。


また、塩分抵抗性の高血圧でも塩分制限により降圧薬の効果が高まるのです。


管理栄養士がいる当クリニックでは、バランスの良い日本食を中心とした食事メニューを指導することで、患者さんの糖尿病の治療・予防に貢献できることを目指しています。

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