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糖尿病とアルコール

  • OMC
  • 2024年8月1日
  • 読了時間: 1分

こんにちは。

副院長の岡田震一です。

 

今回は、糖尿病とアルコールというテーマでお話しします。

 

アルコール摂取と2型糖尿病発症との関係については、今のところよくわかっていません。

 

中等度までのアルコール摂取がインスリン感受性を高める可能性が指摘される一方で、かえってインスリン抵抗性を増すとの指摘もあるのです。

 

男性では、アルコール摂取と糖尿病発症との間に負の相関がみられたとの報告がある一方で、特に関連はないとする報告もあります。

 

ただ、一定量を超すアルコール摂取は肥満につながり、糖尿病発症を引き起こす可能性のあることは容易に想像できるでしょう。

 

飲酒量の多いと感じている方は、飲酒量を減らすことで糖尿病治療にもよい影響があるでしょう。

 

専門治療を外来で受けられる当クリニックは、わかりやすい食事・運動支援と適切な薬剤療法で患者さんの福祉に役立ちたいと願っています。

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